応募はあるのに面接に来ない――小さな会社が応募から48時間でやること

「応募は来るんです。でも、電話してもつながらないし、面接の日に来ない」。求人の相談を受けていると、こうした声をよく聞きます。応募がまったくない状態よりは一歩前進ですが、もったいない話です。
求職者は、一つの会社だけに応募しているわけではありません。スマホで同時にいくつもの会社に応募し、最初に連絡をくれた会社、感じのよかった会社から順に話を進めていきます。小さな会社ほど、応募のあとの動き方で差がつきます。
その日のうちに、まず一報を入れる
応募が届いたら、できればその日のうちに、遅くとも翌日には連絡を入れてください。内容は「ご応募ありがとうございます。担当の○○です。面接の日程をご相談させてください」で十分です。
社長が現場に出ていて手が回らない会社は、返信の文面を一つ用意しておき、事務の方や家族の方が送れるようにしておくと止まりません。
電話だけに頼らない
知らない番号からの電話には出ない、という人が増えています。媒体のメッセージ機能やメール、ショートメッセージを使い、文字でも連絡を残しましょう。「お電話がつながらなかったので、メッセージでご連絡しました」とひと言あるだけで、返信率は変わります。
面接の候補日は、こちらから三つ出す
「いつがいいですか」と聞くと、やりとりが何往復も続き、その間に他社に決まってしまいます。こちらから候補日を三つほど出し、選んでもらう形にすると早く決まります。仕事をしながら転職を考えている人のために、夕方や土曜日の候補を入れておくのも効果的です。
前日に、場所と持ち物を知らせる
面接の前日には、場所(地図のリンク)、駐車場の有無、当日の連絡先、持ち物を短く送ってください。地方の町工場や工務店は、初めての人には場所がわかりにくいことが多いものです。迷って遅れそうになり、そのまま来なくなる、ということは珍しくありません。
面接は「選ぶ場」であり「選ばれる場」
面接に来てくれた人は、会社を見に来ています。職場を少し案内する、先輩と話す時間をつくる。それだけで「ここで働きたい」と思ってもらえる確率は上がります。
採用は、応募が来てからが本番です。最初の48時間を丁寧にするだけで、せっかくの応募を取りこぼさずにすみます。
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